仕事上でカナダ人が「Sorry」と言う時と言わない時

世界で日本人ほど潔癖にすいませんという言葉を様々な場面で言う人種はいません。

日本人の場合、特に自分に重大な責任がある事案で失敗してしまったばあい、まず謝る事から始まります。日本人の場合、謝る事が先で、事後処理はその次になります。カナダで日本人が働こうという場合、カナダ人がこのSorryという言葉を使う時の心境を見極めなければいけません。

日本人と違い、カナダ人がSorryという言葉を言う時は、一貫して自分に責任がない時が多いです。例えば、会議の資料を逆さまに配布をした場合や特に重要でない案件の会議に遅刻してしまった場合など、自分自身に利害が発生しない、極端な話どうでもよい場合にこのSorryを使います。つまりカナダ人がいうSorryは謝意の意味を成してなく、エチケットとして言う言葉だということです。

これに対して、Sorryを言わない場合は、仕事上で自分が発信した事柄により重大な過失が発生した場合です。例えば、会議で反対する人が多いにもかかわらず、ほとんど賛成を得ずにプロジェクトを推進した結果、会社に損害を与える失敗につながってしまったなどの場合はカナダ人はSorryを言いません。謝意の気持ちを表すのではなく、改善策などを提案し続けることにより、仕事に対して真面目に取り組んでいるという姿勢を誇大に思えるほどアピールし続けます。カナダでこれから就職する方は、Sorryの使い分けを見極め、自分が同じ立場に立った時はできるだけ過失を認めないようにするのが良いでしょう。