カナダで移民がハマりやすい仕事上の悪循環に注意

カナダは国家レベルの政策とは逆に、労働市場は日本も含め欧米諸国と文化が異なる外国人にとってはあまり受け入れがオープンではありません。カナダの労働市場に移民として就労する為には、どんな方法でも結構な時間がかかるようです。

特に変化の速いIT業界で働きたい人にとって、スキルとは無関係の職で時間を過ごすのはデメリットにしかなりません。その間に新しい移民も増えて更に競争が厳しくなります。その一方で優秀な人材の多くが毎年カナダから国外に流出している現状もあるのですが。

仕事に就けずに別の肉体労働をしているうちに、スキルと無関係の仕事で働いて、自分のスキルがどんどん時代にそぐわなくなり、過去の経歴と無関係な職歴ばかり積み重なり、さらに希望の仕事に就職し辛くなるという悪循環にはまり込んでしまいます。

そして飲食や観光などのサービス業とか小売業、加工業や運送業などに落ち着かざるを得ない、または自分と同じ欧米文化以外のグループ内に閉ざされた仕事という、移民の典型的な流れに閉じ込められる可能性が高くなります。どんな職でもいいという目的でカナダに来るなら成功と言えますが、そうでない移民にとっては深刻な問題です。
成功の基準は人それぞれですが、移民向けの単純労働でなく自己実現を目指すのであれば、4年制の大学に入りなおしてカナダの学歴を取得ところから始める等、カナダで一からやり直すくらいの努力が必要になると考えてください。